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2008年8月11日 (月)

韓国・平和の旅⑨-「慰安婦」

■ハルモニの手・・・

 話しを聞き終え、私たちは、ハルモニと一緒に写真を撮った。

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 ハルモニと握手をした時、こんなにちっちゃい手・・・なんだが、申し訳なくて申し訳なくて、涙が出てきた。

 その後、一兵さんの案内で、歴史観を見学した。一兵さんの話しを聞いて、はっとさせられたのは、「従軍慰安婦」という言葉。「従軍」というと、自らの意思で従ったみたいだが、どの人もだまされたり、家族から売られたりしている。「慰安婦」という言葉も、ここを訪れた中学生が、「自分はここに来るまで、部活のマネージャーみたいに、軍人さんの食事や洗濯などお世話をする人だと思っていた」と話したと聞き。言葉は恐ろしいと思った。国連では「従軍慰安婦」のことを「性奴隷」と言っている。しかし、ハルモニたちに「性奴隷」とは言いづらいため、(かっこつきの)「慰安婦」と記してあると。

 慰安所を再現した、薄暗い二畳ほどの部屋には、名前の札がかかっていた。その名前はみな、日本人名だった。そして、性病の検査結果の表には、年齢が書かれ、「可」「不 淋病」「月経」などと書かれている。物の検品のように、一覧表にされ、こんな侮辱的なことがあるだろうかと思った。

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 ここに暮らしているハルモニたちの思いを、まったく無視して「従軍慰安婦はなかった」「軍は関与していなかった」と、なぜ日本政府は言えるのだろうか。彼女たちが嘘をついているとでも言うのだろうか。「パスポート、パスポートをちょうだい!」「私は絶対に日本に行くの!」と、病院のベットの上で、最後まで訴え続けて亡くなったハルモニの映像をビデオで見ながら、この人たちの思いを無にしちゃいけない。二度とこんな思いをする人を作っちゃいけない。そのためにも、ちゃんと事実を明らかにし、認め、次の世代に伝えていかなきゃいけない。なんとも言えない、ひんやりとした重苦しい空気の中で、そんな思いを強くした。

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*ナヌムの家には、ハルモニたちの思いを代弁するモニュメントがたくさんあります。

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