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2009年8月17日 (月)

斉藤和子の演説

●こんにちは

 日本共産党の斉藤和子です。いよいよ総選挙がはじまります。

 今度の選挙は、私たち国民を苦しめ、安心と希望を奪ってきた自公政権を終わりにさせ、私たちの声や願いが、あたり前に通る、政治を実現するために、がんばります。どうか、どんな問題でも対案を示しながら、自公政権と真正面から対決してきた日本共産党に、みなさんの願い託してください。

●今度の選挙は?

 これまで、地域を歩き、世代に関係なく、たくさんの方から「生活が大変です」と、声をかけられてきました。

 先日も、子育てをしている若いお母さんとお話をしたら、とうとう旦那さんの夏のボーナスが出なくなってしまったそうです。住宅ローンに加え「これからかかる子どもの医療費や教育費のことを考えると、先が見えないんじゃないんです。先が暗いのが見えているんですよ」と言われました。

 こういった多くのみなさんが、それぞれ抱えている生活の不安、将来への不安にどう政治が答えていくのか、それはそのまま、これからの日本をどんな国にしていくのかという問題に直結します。

 私は、2つの点を重視して進めることが大事だと考えています。

●働いたらまともな生活ができる土台を築く

 1つは、働いたらまともな生活ができる賃金を保障することです。いま、日本の最低賃金は時給700円ちょっと。1ヶ月働いても10万円そこそこにしかなりません。これで「健康で文化的な生活」(憲法25条)が、できるとは、とても言えません。

 思い切って、この最低賃金をどんな働き方でも、時給1000円以上に底上げし、誰もが働いたらまともな生活ができる、家族を持ち、安心して子どもが産み育てられるだけの給料を保障させる、ルールを勝ち取っていくことが必要です。

 そのためには、儲けを優先するあまり、228兆円という国家予算の3倍もの溜め込み金がありながら、そこで働いているみなさんの給料を下げ続け、中小業者のみなさんに対する下請けいじめをしている大企業に、はっきりとモノを言い、やめさせる政党が必要です。

 同時に、目先の儲けをさらに増やすために、正社員で働いているみなさんを、不安定で安上がりな派遣労働におきかえ、必要な時は雇うけれども、必要なくなればすぐ首を切ることを許してしまう、労働者派遣法を抜本改正し、雇用は正社員があたりまえの社会に変えていくことです。

 この間、日本共産党は、人を人とも思わないひどい扱いをされている、非正規で働らくみなさんの実態を国会の中で繰り返し告発し、改善を求めてきました。「派遣ギリ」が起こったときも、まっさきにトヨタ、キャノン、財界に乗り込み、直接、交渉しました。

●企業献金を受け取らない日本共産党

 それが、できるのも、日本共産党が、企業や団体から献金を受けとらない政党だからです。目先の儲けを優先するひとにぎりの巨大企業の代弁者ではなく、働くみなさんの暮らしと、権利を守る立場で、モノが言える政党、どうか、日本共産党にみなさんの願い託してください。

 ヨーロッパではあたり前の8時間労働制を徹底し、「8時間は働き、8時間は休みをとって、のこりの8時間は家族や、自分の能力や趣味を伸ばすために使う」そんな、夢やゆとりのある働き方を、この日本の中でも実現していこうではありませんか。

 日本は経済大国です。その経済力を生み出しているのは、私たち一人ひとりです。私たちは、もっともっとその豊かさを実感できて良いはずです。みなさん、ご一緒に、政治を変えて、経済大国の豊かさを、私たち国民の手に取り戻そうではありませんか。

●お金の心配なくうけられる医療や介護、教育を

 2つは、やはり、誰もが歳を取ります。病気にもなります。子育てには教育が必要です。この時に、お金の心配なく受けられる医療や介護、子育てができたら、どんなに安心でしょうか。

 しかし、残念ながら、これまでの自公政権は、「お金がない、お金がない。財政難だから」と言って、暮らしと福祉の予算を毎年削ってきました。しかし、本当にお金ないんでしょうか。私たちは、毎年のように所得税を納め、一時に比べたら倍以上の住民税を支払っています。収入のない子どものたちまでもが消費税を支払っています。

 いったい、この税金はどこに消えてしまっているんしょうか。

●消費税はどこに消えた

 例えば、私たちが、この20年間払い続けてきた消費税の総額は213兆円。一人当たり200万円もの消費税を払ってきたんです。しかし、これがまったく福祉のためには使われてこなかった。183兆円は大企業などへの減税に消え、22兆円は軍備増強の軍事費に消えていったんです。おかしいじゃありませんか。この使い道を改めもしないで、また私たち国民に消費税の増税を平気で押し付けるような政治、許すわけにはいきません。

 日本共産党は、消費税を増税しなくても、儲けをあげた大企業や、株で儲けた大資産家のみなさんへの「ゆきすぎた減税」をやめる。ビックリします。例えば株で100億円儲けた人に一人当たり35億円もの減税をしてあげているんです。これをやめる。

 そして、毎年5兆円にのぼる軍事費や、米軍への「思いやり予算」お風呂が3つもある豪華な住宅を立ててあげたり、電気、ガス、水道代はもちろんタダ。こんなうらやましいことはありません。米軍ではなく、まず、税金を払っている私たち日本国民に、保障すべきなのに、あべこべです。こうした税金の無駄を削れば、12兆円の新たな財源も生み出すことができます。

●問題は政治の姿勢

 問題は、消費税の増税ではありません。税金を、どこから集めて、何に使うのか、この政治の姿勢1つで、私たちの暮らしは180度変わります。世界では、医療も教育も無料があたりまえになってきています。日本でできないはずがないんです。税金は、能力や所得に応じておさめてもらう、そして誰もが安心して受けられる医療や、介護、教育の制度を作っていく。政治がやるべき、あたり前のことを、あたり前にやる政治、ご一緒に実現していこうではありませんか。

 どうか、安心して「消費税増税はゴメンだ!」の声をあげ、日本共産党に願いを託していただいて、消費税増税にストップをかけようではありませんか。
 
●世界は平和の流れ

 みなさん、そもそも、毎年5兆円も軍事費をかけ、ミサイル、戦闘機、戦車を買うために1兆円もの税金をつぎ込む時代でしょうか。

 いまアメリカのオバマ大統領は、軍事費削減に乗り出しました。今年4月には、世界に向けて「核兵器を廃絶しよう!」と呼びかけ、各国が動き始めています。

 その時に、アメリカに核をなくさないでとお願いし、何かことが起これば自衛隊の海外派兵、憲法9条をかえて日本を戦争する国にという、日本政府の発想は、もう世界から相手にされないことも、先月のサミットでも明らかです。

 平和の問題でも、日本共産党は、志位和夫委員長が、まっさきにオバマ大統領に共感の手紙を出し、アメリカ政府から感謝の返信がかえってくるなど。まさに、憲法9条をかかげ、お金のかからない話し合い外交、誰の命も奪わない平和外交の世界の流れの推進役になっています。

 どうか、憲法9条を無傷のまま未来につなぐ。その願い日本共産党に託してください。

●日本共産党の役割

 今度の総選挙は、自公政権を終わりにし、政権交代がされるだろうと言われています。民主党と中心とした政権が出来たとき、日本共産党は、これまでみなさんと取り組んできた後期高齢者医療制度の廃止、高校の授業料無料など、一致できる点では、その実現のために、全力でがんばります。

 しかし、民主党とは一致できない点もあります。消費税の増税、憲法9条を改悪、比例定数の削減と言った、民主主義や、国民のみなさんの命や生活を破壊するようなことに対しては、きっぱりと反対を貫き、悪政、暴走にストップをかける役割を果たしていきます。
 
 大きな歴史の変わり目だからこそ、政党が出来て87年、反戦平和を貫き、国民こそが主人国の政治を、この根底にある、この世に生を受けたすべての人の命を大切にする、守り抜くという信念を持っている、日本共産党に、あなたの願い託してください。

●最後に

 どうか、政党名を選ぶ比例代表選挙では、「日本共産党」へ。それが、船橋に住んでいる志位和夫委員長を、ふたたび国会へと押し上げる確かな力になります。そして、その思いを広げていただき、さらにもう日本共産党を比例で押し上げてください。

 そして小選挙区では、私、斉藤和子に、みなさんの願い託していただけますよう、ご支援を心からお願いして、この場所での訴えとさせていただきます。ありがとうございました。

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コメント

はじめまして。
読ませて頂いて怒りがこみ上げてきました!
日本の政治はどこを見ているのか?
進む貧困、格差。もう嫌だ!そんなの終わりにしたいです。

今回の選挙で共産党の躍進を心から願っています。

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