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2012年9月27日 (木)

アーサー・ビナードさんと、しりあがり寿さんの対談

 たまたま友人との会話の中で知った アーサー・ビナード×しりあがり寿「あの日からの、さがしています」 に行ってきました。

 アーサーさんは、アメリカ生まれ、日本に来て、日本語を勉強し、広島を訪れ、衝撃を受けます。

 1954年3月1日ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験で、被爆したマグロ漁船、第五福竜丸の絵本?を出版されていて、以前、「3.1ビキニデー」の講演で一度、お話を聞いたことがありました。

 今回の企画は、アーサーさんが手がけた写真絵本『さがしています』の刊行記念対談。

 広島の資料館に保管された遺品など残ったモノの写真絵本。そのモノに語らせるという絵本には、いろいろな意味で強いインパクトを与えられました。

 しりあがり寿さんは、あ!絵を見てこの人か!と、すぐにわかります。朝日新聞の4コマ漫画!!を書かれている方です。

 昨年の3月11日の震災以降、震災や、原発のことを、独自の視点で描いている・・・

 と、帰りの電車の中で、購入した『あの日からのマンガ』を読んだ感想です。

 2人の対談は、なかなか深く、重いモノがありました。

 なにより、印象に残ったのは、アーサーさんが言った、「ピカドン」

 この言葉に出会い、今まで自分が、アメリカで学んできた「原爆=アトミック ボーン」や「核兵器=ニュークリア ウェップン」という、同じ現象を表しているモノを見る視点が、変わった。と。

 原爆は、エノラゲーを操縦する上空から、

 核兵器は、ペンタゴンの核戦略を進める側から、

 しかし、「ピカドン」は、生活していた人たち、落とされた人の実感から出てきた言葉。

 なるほど!!と、うなりました。

 原爆から、原発を見れば、よくわかるともアーサーさんは話していました。

 原爆の材料を作るために、原発は作られた。電力のためじゃない。核燃料サイクルとか言うが、あれは、質の良い原爆の元になるプルトニュームを作るため。だいたい、「原発の安全性なんてない」。

 「原爆の安全性」なんて言わないでしょ。

 心やさしい虐待がないのと同じと。

 これまた、うなりました。余計な言葉をはぶき、本質を言い表す言葉は、単純でわかりやすい。

 アーサーさんのように、物事の本質を深くとらえ、シンプルでわかりやすい言葉を磨かなければと、多くの刺激を受けた一夜でした。

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