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2012年9月23日 (日)

原発・TPPから見える既成政党批判から、財界政党批判へ!

 第52回船橋市母親大会が峰台小学校の体育館で行われ参加しました。

 「生命を生みだす母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます」をスローガンに全国各地で開催されています。

 「セヴァンの地球のなおし方」の映画上映の後、午後から全体会。 

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 オープニングは、コーラス「わらべ」のみなさん。とっても繊細で綺麗な若々しい声が響き渡りました。

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 「話し合いの広場」では、船橋市北部在宅介護支援センターの関山美子さん、食文化研究会会長の雨宮正子さん、農民運動全国連合会常任委員の斉藤敏之さんが、それぞれの立場から話、会場からの質問に答えました。

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 福島第一原発事故後、福島の農民の仲間たちが、本当に悔しい思いをしている。と話を切り出した斉藤敏之さんの話を、少し長くなりますが、紹介します。

 日本テレビのTOKIOの番組「ザ!鉄腕!DASH!!」の企画「DASH村」は、10数年かけて開墾され、本当に素晴らしい環境を築いてきた。しかし、福島県双葉郡浪江町にあったため、警戒区域に指定をされ、人が入ることはできない。

 築き上げたすべてを奪われた。

 放射能は、目に見ることも、臭いも、触ることもできない。機械を使わなければわからない。しかし、事故当時、日本には、放射線測定ができる「ゲルマニウム半導体放射線測定装置」は、160台しかなかった。1検体調べるのに1時間かかる。

 農民連の食品分析センターには、問い合わせが殺到したが、一機1500万円~2000万円する。そんな時、政府が、「検査機器の購入に補助金を出す」と発表。

 問い合わせると、政府は「輸出するモノに対しての検査については、補助金を出します」と。(会場からどよめき)

 どうしても「放射能を見える化していく」必要があると、全国にカンパを呼びかけ、多くのみなさんのご協力で検査機器を購入。「見える化」させることは、「汚染されたことに対する怒り」を忘れないことであり、「汚染されない地で生きる権利」を主張する力になる。

 しかし、政府は、すでに来年度の検査費を減額する流れを作っている。

 これまで、私たちは、自分たちの健康も含めて、農薬の基準を守っているから良いではなく、安全、安心の農産物を作ることに力を尽くしてきた。放射能の問題も、政府の基準以下だから大丈夫という話に、すりかえさせてはいけないと思う。

 これだけ、原発に対する反対の世論があるのに、なぜ、政府は再稼働に固執するのか。そこには、アメリカの核戦略がある。

 いま、原発を製造できるのは、日本、アメリカ、フランス、ロシア。しかも、アメリカ企業を、東芝と日立が買収した。

 しかもアメリカは、原発ゼロを再考せよ!と言ってきた。その背景には、原発を動かせば、原爆の材料が必ずできる。それは、きちんと日本が管理すべきだと。

 いま、中国で4基の原発を、東芝が建設。
 ベトナムでは、日立。

 まさに、原発で儲けようとする流れ。2030年代原発ゼロ!に対して、日本経団連、経済同友会、日本商工会の3団体が文句を言い。閣議決定を見送った。

 財界、アメリカ言いなりの何者でもない。

 いま、日本経団連の会長は。住友化学の米倉会長。住友化学は、遺伝子組み換えの種子の7割を握っている、モンサントと、専属契約を結んでいる企業。

 いまは、運動の中で「遺伝子組み換えでない」という表示がされているが、TPPが導入されれば、それ自体が競争を阻害することだと、出来なくなる。国のかたちそのものをアメリカに渡してしまうことになる。

 船橋でも、放射性物質が検出され、たけのこが出荷停止になった。なぜ、汚染されたのか、根本原因を見ていく。自分たちの足元、地域のことから、世界を見ていくことが必要だと考えている。

 その後、会場から「遺伝子組み換えって何が問題なんですか!?」と質問。

 斉藤さんは、遺伝子組み換えは、さまざまな事が行われていますが、特に今問題になっているのは。

 1つは、除草剤をかけても、かれない大豆やトウモロコシのように、除草剤に強い遺伝子を組み込む。

 しかし、当初は、その除草剤で枯れていた雑草も、耐性ができ、かれない「スーパー雑草」が出現して大問題になっている。つまり、大量で、強い除草剤がかかった大豆や、とうもろこしを食べているということ。

 2つは、BTコーンという、虫がつかないトウモロコシや綿を作った。BT剤という農薬があり、その毒素を組み込んだから、虫がつかない。それを、私たちは食べている。

 いま、アメリカで問題になっているのは、種子を7割独占しているモンサントの裁判。たとえば、遺伝子組み換えでない種子で、トウモロコシを栽培した農家Aさんの隣で、遺伝子組み換えのトウモロコシを栽培しているBさん。花粉が飛び、Aさんのトウモロコシが遺伝子組み換えと交雑してしまった場合、モンサントがAさんと訴えるというもの。と。

 この話は、本当にびっくりでした。

 本来、訴えるのは、普通に生産したAさんのはず。遺伝子組み換えをまき散らかしたモンサントが訴えられるならわかりますが、本当に企業の儲けのためには、何もかも、それを基準にする。

 斉藤敏之さんは、最後に、こういう状況の中で「1%の儲けのために、99%を犠牲にする」今の資本主義のままで良いのか!?というのが、世界で問われはじめている。

 ジャカルタで行われた食料主権をめぐる国際会議でも、そこが一番のテーマになっていた。と、しめくくりました。

 長くなりましたが、今日は、本当に勉強になりました。原発にしても、TPPにしても、企業の儲けのために、健康に生きる権利さえも奪われる。

 それを本来規制すべき政治、政府そのものが、企業の儲けを守るために行動している今、その流れにのらず、99%の国民と共にたたかう日本共産党が、その存在感を示していかなければいけないと改めて痛感しました。

 問題なのは、既成政党かどうかではなく、その政党の本質!財界政党批判へ、流れを変えなければ!!

 実は、斉藤敏之さんは父で、改めて、すごい人だと痛感した日でもありました。

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