映画・テレビ

2009年1月20日 (火)

「カンブリア宮殿」を見て

 さっそくtakeshiさんからコメントをいただきましたが、昨夜(1月19日)の「カンブリア宮殿」ご覧になりましたか?

 印象的だったのは、「資本主義」が良いか?「共産主義」が良いか?という、シール投票を大手町、蒲田などでやった結果が出されました。

 圧倒的に「資本主義」。

 志位委員長も番組の中で言っていましたが、日本共産党は、もし仮に政権をとったとしても、いきなり「社会主義・共産主義」にするとは言っていません。

 当面、資本主義という仕組みの中でも、もっと国民(労働者)の暮らしや命が守られるルールを作って、健全な社会をつくっていこうじゃないかと、日本共産党綱領にも書いてあります。

 それに、なにより、日本共産党は、政党が出来たその時から、「国民主権」、国民が政治の主人公になる社会をつくろう!と、掲げている政党なのに、国民そっちのけで、勝手なことをするなんて、許されるはずがないし、それを望んでいる日本共産党員は、いないと思います。

 そして、もう一つは、「共産主義」が、やだとインタビューに答えた方々は、自由がなく、社会に強制される、昔のソ連や中国をイメージされている方が多いと感じました。

 村上龍さん自身が「もし共産党が政権をとったら、僕は自由にモノを書けますかね?」と質問。

 「もちろんです」と、志位委員長は答えていましたが、

 まだまだ、ソ連・東欧などのイメージが強いんだなと・・・

 しかし、そもそも「社会主義・共産主義」の土台は、民主主義があってこそ、成り立つ社会です。

 そこを逸脱した社会にしてしまったから、旧ソ連や東欧など「社会主義国」と言われていた社会は崩壊したのです。

 つまり、民主主義のない社会は崩壊することを、歴史はすでに証明しているといえるのではないでしょうか。

 だからこそ、日本共産党の作られたイメージではなく、本当の主張や姿を知っていただけるよう、地道な活動が大事だと改めて考えさせられました。

 がんばります(^o^)/ 

2008年11月13日 (木)

その時歴史が動いた…キング牧師

 yahoo のニュースにこんな記事があった。

 政府の「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」の奥田碩座長(トヨタ自動車相談役)は12日に首相官邸で開かれた会合で、厚労省に関するテレビなどの報道について、「朝から晩まで年金や保険のことで厚労省たたきをやっている。あれだけたたかれるのは異常な話。正直言ってマスコミに報復してやろうか。スポンサーでも降りてやろうかと」と発言した。

 けっきょく、新聞もテレビもスポンサー料で、大企業に牛耳られているってのが、よくわかる。

 しかし、スポンサー料と言っても、企業の儲けの一部のはず、儲けを生み出しているのは、資本家でなく、労働者なのに・・・

 政党への企業献金も、儲けの一部。本来、労働者が、生み出した儲け(剰余価値)が、こうして、スポンサー料として、マスコミを牛耳り、情報操作を行い、資本家に都合の悪い情報を規制し、労働者の団結や、たたかいの意識を眠りこませる。

 そして、企業献金で、政党をしめあげ、さらに、労働法制の規制緩和などで、労働者を自由にこき使い。役員報酬を倍増させ、高額所得者の減税で、がっぽがっぽ金持ちになっていく。

 なんだか、バカバカしい。本来、労働者がもらうべき賃金をうばわれ、さらに、権利を奪われていくために、そのお金が使われている。 なんだか、虚しい。

 でも、たぶん、ここで虚しいと思うのが、すでに、情報操作の流れに乗っているんだろう。

 どうせ、変わらない。なにしてもムダ・・・

 変わらない、ムダと思って何もしなければ、変わるわけがない。「変えたい!」と強く思う、自らの意思が問われるんだろう。

 NHKの「その時 歴史が動いた」で、キング牧師のことをやっていた。

 アメリカ社会の中で、黒人差別が当たり前のようにある中で、小さい頃、仲の良かった白人の友達が、小学校に上がる前、 「もう遊べない」と去っていく。

 その理由は、肌の色が違うから。

 そこに、ショックをうけ、人種差別に疑問を感じはじめる。

 キング少年は、アメリカの憲法に書かれた、「正義と自由」という、言葉が、言葉だけになっている現状を変えようと、大学は、法学部に進学。

 そこで、さまざまな分野の勉強をし、インドの独立を勝ち取った、ガンジーを学び、

 「民衆の力」の偉大さに気づく。

 そして、彼は卒業後、差別に、意識までもを奴隷化されてしまい士気を失った黒人たちと、どう向き合うか、考え、監視の目にさらされていた黒人たちが、唯一自由に集まることができる教会を拠点にしようと、牧師になる。

 そこで、彼は、聖書の教えだけではなく、民主主義、人権などについて説いた。

 ある時、バスの乗車について、前が白人、後ろが黒人、満席になったら、黒人が白人に席をゆずるという、州の法律をやぶり、1人の女性が、最後まで席をゆずらず、逮捕される。

 それを受けて、キング牧師は、翌週の月曜日、バスに乗るのをやめようと!と、チラシをつくり呼びかける。

 バスの乗車の7割が黒人。

 これは、バスの経営をする白人にとっても問題になると考えた。

 月曜日。

 バスは、ガラガラ、みんなは自らの足で歩いていた。

 みんなは、笑顔だった。

 足を引きずった、1人のおばあさんに 「乗せてあげようか?」と、運転手が声をかける。

 おばあさんは、「私は、私のために歩いているのではない。私の子や孫のために、歩いているんです」と・・・

 すごく感動した。

 いったい私は、何に感動したんだろうか。やはり、差別されていることは、おかしいことなんだと気づいた人々が、自らの意思で行動を起こし、立ち上がったことにだろう。

 選挙が、どんどん長引き、マイクを握って、人前で話をするという、非日常の生活が長く続くと、だんだん、疲れてきて、精神的にも疲弊してくる。

 そして、疲れない方法は、目の前を通る人を、人と思わず、ただ、坦々と話しをすること。そんなことを、考えている自分に、ビックリすることがある。

 演説をするために、演説するのではないのに、いつの間にか、目的を見失っていないかと、気づかされる。

 そんな時期に見た、キング牧師の生きざまだったからこそ、感動したのかもしれない。

 人々の心に、火を灯した、その生きざまに!

2008年8月17日 (日)

闇の子供たち

 『闇の子供たち』という映画を見てきました。

 江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩市と、そうそうたる俳優人が主演しているにも関わらず、あまり宣伝はされず、しかも上映している映画館は、全国で9つ。とにかく、見に行くべきだと思ったので、渋谷まで行ってきました。

 舞台はタイ。とにかく言葉にするのが難しい映画です。資本主義社会というのは、すべてが商品になり、売買される社会にならざるをえないというが、まさに人間が、しかも子どもたちが、性的対象のおもちゃとして、臓器移植のための臓器摘出のために・・・闇に葬りさられ、その闇の中で、儲ける人間がいて、欲望を充たす人間がいる・・・が、そこにもまた闇がある。

 この映画は、扱い方を間違えたら、とんでもないことになるテーマを扱っているんだと、パンフレットを読んで思いました。見る前は、なんでもっとこの映画を上映しないのだろうかと思いましたが、問題は、そう単純ではないと気づかされました。

 見るものに、見る意志と覚悟を求め、見るものの人間性が問われる映画のように感じました。阪本順治監督の覚悟と勇気は、言葉になりません。そして、この映画に主演した俳優の方々、スタッフも。

フォト
2015年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ